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ひとてまの日常

2023.05.12

建築と映画

「+ひとてま」の設計担当と好きな映画について話をした...とある一日。
なぜだか建築をしている人は映画好きが多い。
あっ...プラモデルやジクソーパズルが好きな人も多いかも。
私は、ジクソーパズル嫌いですが...。

さてさて、設計担当が紹介してくれた映画、『時計じかけのオレンジ』というもの。
原作はアンソニイ・バーチェスの作品で、映画監督のスタンリー・キューブリックにより
映画化され、1971年にアメリカ、1972年に日本で公開されたものだそう。

結構古い映画...。

映像、文学的要素、感性、音楽、美術、建築、色彩すべてが至高であり、
この映画を賛美する人が多いようです。

そして、設計担当は言います。
「自分が大学の講師だったら必ず課題でこの映画を見せたい。」
そのくらいの映画なんですって。

ほ~、気になりますね。

内容については、ネタバレになるし、少し過激なので割愛しますが、
映画の中に出てくる建物には、建築家である若き頃のリチャード・ロジャーズと
ノーマン・フォスターを中心とした「Team4」により実際に設計されたものがあったり、
作品全体の舞台も、コンクリートに囲まれたモダンでミニマルかつ荒廃した世界という
いわゆる近未来の全体主義社会といった感じだそうです。

本人の曰く、映画はストーリーももちろん重要だけど、その映像における空間というか
世界観に引き込まれるかが、自分の感性に響くんかな...ですって。

なんか、格好つけちゃって...渋いやん。

今後、映画を観るときは映像空間に注視して世界観に引き込まれてみたり、
その監督がなんでこの建物や都市、風景をその映画で使ったんだろう?とか、
考えてみてみるのもおもしろい映画の見方かもしれませんね。
今まで見た映画が違った印象を受けそうです。

私も試してみよう...!

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