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ひとてまのブログ

住いの要望

住いの要望

「豊かなものは外部からやってくる」(哲学者 野矢茂樹)

いきなり何だ...?という声が、聞こえてきそうですが
今回は「住まい方」について、私なりの考えをお伝えしようと思います。

ヒアリング時に「寝室は最低8畳で、子供室は...」と部屋の広さの
要望が目立つように思います。
限られた敷地や予算で果たしてその要望は本当に必要な事なのかなと...
もっと他を豊かにすることで、居心地は良くなるのでは!と思っています。



外部からやってくる美しい四季を彩る緑や風景
時間の流れを彩る光
気持ちよく流れる風
夏の熱い日差し
外部音
立ち話ししているお母さん
空き地で遊んでいる子供たち
センスのない看板たち...笑

これらをどれだけ取り入れるかが居心地の良さに関わってくる
そのコントロールの仕方が設計の価値観であり
それが住まいの佇まいになります。





個々の要望も当然大切です。
しかし、その敷地が持つ最大限の能力に合わせて暮らす方が
居心地の良い住まいのあり方を豊かにしてくるはず。

私たちは、計画が進むとまずは敷地を見に行き
時間の許す限りその場所に赴き
その敷地の可能性に合わせて住まう方法はなにかと
敷地に立ち止まったり周りを歩いてヒントを探します。

居心地良く住まう為の敷地は重要です。
私たちは積極的に土地探しもサポートしております。
単なる土地探しではなく、「外部からやってくる豊かなもの」を
一緒に探しにいきませんか。